グラステリアサイレント900スリムフィルターセットレビュー!メリットとデメリットを解説

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グラステリアサイレント900スリムフィルターセットレビュー!メリットとデメリットを解説

「90cm水槽に憧れるけど、置き場所がない、手入れが大変そう」と悩んでいませんか?その気持ち、とてもよく分かります。大きな水槽は迫力がありますが、重さや設置スペースがネックになりますよね。そんな悩みを解決するのが「グラステリアサイレント900スリムフィルターセット」です。奥行22cmのスリム設計ながら90cmのワイドな視界を実現し、静音フィルターも付属。限られたスペースでも本格的なアクアリウムを楽しみたい方に最適な商品です。本記事でメリットとデメリットを詳しく解説するので、ぜひ導入の参考にしてください!

目次

グラステリアサイレント900スリムフィルターセットの基本情報

「グラステリアサイレント900スリムフィルターセット」は、国内の代表的なアクアリウムメーカーであるジェックス(GEX)が販売している、スタイリッシュなフレームレス水槽のセット商品です。一般的な大型水槽の常識を覆すユニークな設計が採用されており、アクアリウム初心者からベテランのサブ水槽まで、幅広い層から支持を集めています。まずは、本商品の基本的なスペックや充実のセット内容について詳しく解説していきます。

スペック詳細(サイズ、重量、水容量など)

本商品の最大のウリは、その絶妙なサイズ感にあります。水槽の寸法は幅90cm×奥行22cm×高さ30cmとなっており、90cmという圧倒的なワイド感を持ちながら、奥行きを一般的な小型水槽並みの22cmに抑えた「スリム設計」が採用されています。高さも30cmとやや低めに設定されているため、圧迫感を感じさせません。

水容量は約54Lとなっており、これは一般的な60cm規格水槽(約60L)よりもわずかに少ない程度の水量です。ガラス厚は6mmと十分な強度が確保されており、水の圧力にもしっかりと耐える構造になっています。

また、水槽単体の重量だけでなく、水と底砂(目安として5〜10kg)を入れたセット時の総重量は約65kg以上になります。大人1人分の体重に匹敵する重さになるため、設置環境には注意が必要です。

初心者にも嬉しい充実のセット内容

この商品は「フィルターセット」と銘打たれている通り、水槽を立ち上げるために必要な基本的なアイテムがひと通り揃っています。具体的なセット内容は以下の通りです。

  • ガラス水槽(グラステリア900スリム)
  • サイレントフローデュアル ブラック(ハイブリッドフィルター)
  • ガラスフタ
  • フタ受けホルダー
  • クッションマット
  • カルキぬき

特に注目すべきは、水槽内の水をきれいにするための心臓部であるフィルターが最初から同梱されている点です。また、フレームレス水槽の設置に不可欠な「クッションマット」や、水道水の塩素を中和する「カルキぬき」、そして魚の飛び出しや水の蒸発を防ぐ「ガラスフタ」とそれを支える「フタ受けホルダー」が付属しているため、個別に部品を買い集める手間が大幅に省けます。初めて大型サイズに挑戦する方にとっても非常に親切なパッケージングだと言えるでしょう。

グラステリアサイレント900スリムフィルターセットの圧倒的なメリット

ここでは、数ある水槽の中から「グラステリアサイレント900スリムフィルターセット」を選ぶことで得られる具体的なメリットについて、6つの視点から深く掘り下げて解説します。

奥行き22cmのスリム設計で置き場所を選ばない

一般的な90cm水槽は、奥行きが45cmあり、水容量も160L近くになります。これだけのサイズになると、日本の一般的な住宅事情では「部屋が狭くなる」「動線を塞いでしまう」といった理由で設置を諦めざるを得ないケースが多々あります。

しかし、本商品は奥行きがたったの22cmしかありません。これはちょっとした本棚やカラーボックスとほぼ同じ奥行きです。そのため、リビングの壁際や廊下のちょっとしたスペース、寝室のサイドボードの上(※耐荷重に問題がない場合)など、これまで大型水槽の設置を諦めていたような限られたスペースにもすっきりと収めることが可能です。生活空間を圧迫せずに大型水槽を導入できる点は、本商品最大のメリットと言えます。

90cmならではのワイドなパノラマビューでレイアウトが映える

奥行きはスリムでも、横幅は堂々の90cmを誇ります。この圧倒的な横幅がもたらすパノラマビューは、60cm水槽では決して味わえない大迫力の視界を提供してくれます。

水草を横一面に広がるように植栽したり、流木や石をダイナミックに配置したりと、横の長さを活かしたレイアウトが非常に映えます。また、ネオンテトラなどの小型熱帯魚が群れをなして90cmの空間を行き交う姿は、まるで映画のスクリーンのような美しさがあり、見る者の心を癒やしてくれます。

静音性の高い「サイレントフローデュアル ブラック」が付属

セットに付属しているフィルター「サイレントフローデュアル ブラック」は、その名の通り非常に静音性が高いことで知られています。一般的な外掛け式フィルターや上部式フィルターは、水が落ちる音やモーターの振動音が気になることがありますが、このフィルターはモーターが完全に水中に沈む「水中モーター方式」を採用しています。

そのため、モーターの駆動音や共振音が空気中に漏れにくく、寝室や静かなリビングに設置しても動作音がほとんど気になりません。リラックス空間に水槽を置きたい方にとって、この静音性の高さは非常に大きな魅力です。

GEXならではの安心の3年保証付き(要登録)

ガラス水槽を使用する上で最も怖いのが、シリコンの劣化による水漏れやガラスの破損です。ジェックスのグラステリアシリーズは品質の高さに定評がありますが、本商品にはさらに「3年間の水槽保証」がついています。

製品を購入後、ジェックスの公式ウェブサイトでユーザー登録を行うだけで、通常の使用における水槽の水漏れなどに対して長期的な保証が適用されます。大型のガラス製品を部屋に置くことに対して不安を感じる方でも、この長期保証があれば安心してアクアリウムライフをスタートさせることができます。

フレームレス水槽ならではのスタイリッシュなデザイン

本商品は、水槽の上下にプラスチックの枠(フレーム)がついていない「フレームレス水槽」です。ガラス同士を透明なシリコンのみで接合しているため、視界を遮る無骨な枠が一切なく、水槽内の景色がそのまま空間に切り取られたような美しさを演出します。

インテリア性が非常に高く、モダンな部屋から和室まで、どんな空間にも自然に溶け込みます。付属のフィルターもブラックカラーで統一されており、水槽内で悪目立ちしないように配慮されている点も高評価です。

水容量54Lで水質管理が安定しやすい

水槽のサイズが小さく水量が少ないと、外気温の変化で水温が急激に上下したり、魚のフンやエサの食べ残しによってあっという間に水質が悪化したりします。しかし、本商品はスリム設計でありながら、横幅があるため約54Lという十分な水量を確保しています。

54Lという水量は、初心者でも水質を安定させやすく、水換えの頻度も週に1回程度で十分に維持できる理想的なボリュームです。小型水槽(20L〜30L程度)と比較すると、水質悪化のスピードが緩やかなため、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。

購入前に知っておきたい!グラステリアサイレント900スリムのデメリット

メリットが非常に多い商品ですが、特殊なサイズ感ゆえのデメリットも存在します。購入後に後悔しないためにも、以下の注意点をしっかりと把握しておきましょう。

大型魚や体高のある魚の飼育には向いていない

奥行きが22cmしかないということは、魚が方向転換できるスペースが22cm以下だということです。そのため、成長すると15cm〜20cmを超えるような中型・大型魚(アロワナ、オスカー、エンゼルフィッシュ、大型のプレコなど)の飼育には絶対に不向きです。

また、金魚の中でもオランダシシガシラや琉金のような体高と丸みのある種類は、狭い奥行きでは窮屈に感じてしまい、ストレスを抱えたり壁面に体をぶつけたりするリスクがあります。本水槽はあくまで「小型魚を広々と泳がせるための水槽」と割り切る必要があります。

奥行きがないため立体的な遠近感のあるレイアウトの難易度が上がる

本格的な水草レイアウト(ネイチャーアクアリウムなど)では、手前から奥に向かって底床に傾斜をつけ、前景・中景・後景と水草を植え分けることで立体感や遠近感を演出します。しかし、奥行きが22cmしかない本水槽では、この遠近感を出すためのスペースが圧倒的に不足しています。

太い流木や大きな石を置くと、それだけで前後のスペースが埋まってしまい、手入れがしにくくなるばかりか、魚の泳ぐスペースを奪ってしまいます。レイアウトを行う際は、細身の枝流木や薄い石を使用し、横への広がりを意識した構図を組むなど、スリム水槽ならではの工夫とセンスが求められます。

満水時の重量が約65kg以上になるため専用の水槽台が必要

水槽本体の重さに加え、54Lの水(約54kg)、そして底砂やレイアウト素材を入れると、総重量は簡単に65kg〜70kgを超えます

「スリムだから普通のテレビ台やカラーボックスに置けるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、それは非常に危険です。一般的な家具は、長期間にわたって天板の同じ位置に数十キロの荷重がかかり続けることを想定して作られていません。天板がたわんで水槽のガラスに歪みが生じ、最悪の場合はガラスが割れて大惨事になる恐れがあります。安全のため、必ず「水槽専用のキャビネット(水槽台)」を用意してください。

ガラス製のため衝撃に弱く取り扱いに注意が必要

ジェックスのグラステリアシリーズは高品質なガラスを使用していますが、アクリル水槽と比べると強い衝撃に対する耐性はどうしても劣ります。特にフレームレス水槽は、角(コーナー部分)がむき出しになっているため、硬いものをぶつけると欠けたりヒビが入ったりしやすいという弱点があります。

設置時に石や流木を水槽内で転がしてしまったり、水換えの際に掃除用具を強くぶつけたりしないよう、取り扱いには細心の注意を払う必要があります。また、水が入った状態で水槽を移動させることは、水槽の歪みやシリコンの剥がれに直結するため絶対にやめましょう。

付属フィルター「サイレントフローデュアル ブラック」の実力とは?

セット商品において、付属フィルターの性能は水槽の維持に直結する重要な要素です。ここでは、同梱されている「サイレントフローデュアル ブラック」の具体的な特徴と実力について解説します。

モーター内蔵型で驚きの静音性を実現

前述の通り、サイレントフローデュアルは水中モーターを採用しているため動作音が非常に静かです。フィルター本体を水槽の角にキスゴム(吸盤)で固定して使用するため、場所も取りません。夜間、周囲が静かになった環境でも、気になるようなブーンというモーター音が発生しにくく、快適にアクアリウムを楽しむことができます。

90cm水槽の隅々まで水を循環させるシャワーパイプ

90cmという横に長い水槽で最も注意すべきは「水流の滞り(止水域)」です。フィルター周辺の立地は水がきれいに保たれても、反対側の端まで水流が届かないと、そこにフンや汚れが溜まりやすくなります。

このフィルターには「シャワーパイプ」が付属しており、広範囲に水流を分散させて水槽全体をしっかりと循環させることができます。シャワーパイプを水面より上に設置すれば、水面に波が立って酸素が溶け込みやすくなり、水中に沈めて使用すれば、水音が消えてさらに静音性を高めることができるなど、状況に応じた使い分けが可能です。

メンテナンスのしやすさと交換用ろ過材について

フィルターのメンテナンスが面倒だと、つい水槽の掃除をサボりがちになってしまいます。しかし、サイレントフローデュアルは手を濡らさずにろ過材(専用のパワーマット)を引き抜いて交換できる設計になっており、メンテナンス性が非常に優秀です。

使用するろ過材はジェックスの「パワーマットL」規格に対応しており、活性炭入りやバクテリア増殖用など、目的に合わせて様々なマットを選ぶことができます。ろ過能力としては54Lの水量に対して十分なスペックを備えていますが、過密飼育(魚の数が多い状態)になる場合は、ろ過材を定期的に洗浄・交換し、フィルターの目詰まりを防ぐことが重要です。

別途購入が必要な周辺機器について(注意点)

本商品は「フィルターセット」ですが、アクアリウムを完成させるためには、セット内容以外にもいくつか追加で購入しなければならない周辺機器があります。

水草や魚を美しく見せるためのLEDライト

セットには照明器具が含まれていません。水草を育てたり、魚の鮮やかな体色を楽しんだりするためには、90cm水槽用のLEDライトが必須です。 本水槽は高さが30cmと浅めであるため、水草育成用の超高出力な高価なライトでなくても、一般的な90cm水槽用の薄型LEDライトで十分に光が底まで届きます。水槽の景観を損ねない、スリムでスタイリッシュなデザインのLEDを選ぶのがおすすめです。

熱帯魚を飼育するためのヒーター

メダカや金魚、日本産淡水魚を室内で飼育する場合は不要ですが、ネオンテトラなどの熱帯魚を飼育する場合は、冬場の水温低下を防ぐために水槽用ヒーターが必要になります。 水容量が約54Lですので、ヒーターの出力としては「150W〜200W」の製品を選ぶのが最適です。300Wなどの強すぎるヒーターは不要ですし、逆に100W以下のヒーターでは真冬に水温を維持できなくなる可能性があるため、適切なワット数を選びましょう。

水槽の土台となる底床(ソイルや砂利)

水槽の底に敷く砂利やソイル(土を焼き固めたもの)も別途用意する必要があります。奥行き22cm・幅90cmの底面に約3cm〜5cmの厚さで敷き詰める場合、約5kg〜10kg(リットル換算で約5L〜8L)の底床材が必要になります。 水草を本格的に育てたい場合は栄養分が豊富なソイルを、コリドラスなどの底生魚を飼育する場合は角の丸い細かい砂(田砂など)を選ぶなど、飼育する生き物に合わせて最適なものを選択してください。

セッティングから立ち上げまでの手順と重要ポイント

水槽セットと周辺機器が揃ったら、いよいよ立ち上げ作業に入ります。大型水槽は一度設置すると後から動かすことができないため、最初の手順が非常に肝心です。

設置場所の決定と水平の確認

直射日光が当たらない場所、かつ電源が確保できる場所に水槽台を設置します。水槽を置く前に、必ず水準器(スマートフォンのアプリでも可)を使用して、水槽台が完全に水平になっているかを確認してください。少しでも傾いていると、水を入れた際にガラスの一部に偏った荷重がかかり、水槽の寿命を著しく縮めたり破損の原因になったりします。 問題がなければ、付属の「クッションマット」を水槽台の上に敷き、その上にガラス水槽を静かに乗せます。

底床材(ソイル・砂・大磯砂)の敷き方

底床材を水槽内に敷き詰めます。この際、手前から奥に向かってなだらかな上り坂になるように(手前を薄く、奥を厚く)敷くと、わずか22cmの奥行きでも少しだけ立体感を演出することができます。ソイルを使用する場合は水洗いが不要ですが、砂利や大磯砂を使用する場合は、水が濁らないように事前にバケツ等でしっかりと水洗いしてから水槽に入れましょう。

フィルターとその他の周辺機器の設置

底床を敷き終わったら、流木や石を使ったレイアウトを組みます。その後、付属のサイレントフローデュアルを水槽のコーナーにキスゴムでしっかりと固定します。ヒーターを設置する場合は、水流が当たる場所に横向き(または製品の指定する向き)に設置し、火災防止のために水上に出ないよう注意してください。温度計も見やすい位置に貼り付けます。

注水作業とカルキ抜き、バクテリアの定着待ち

レイアウトを崩さないように、お皿やビニール袋を敷いた上からゆっくりと水道水を注いでいきます。水を入れたら、付属の「カルキぬき」を規定量投入して塩素を中和します。 すべての機器の電源を入れ、水漏れや異音がないかを確認します。ここで焦ってすぐに魚を入れてはいけません。セット直後の水槽には、魚の有害な排泄物(アンモニア)を無害化してくれる「ろ過バクテリア」が存在していないためです。フィルターを稼働させたまま1週間〜2週間ほど空回しを行い、バクテリアが自然に定着するのを待ってから、少しずつ魚をお迎えするのが失敗しない最大のポイントです。

グラステリアサイレント900スリムで楽しむおすすめのアクアリウムスタイル

この水槽の特殊なプロポーションを最大限に活かせる、おすすめの飼育スタイルを3つ提案します。

小型熱帯魚の群泳でワイド感を堪能する

最もおすすめなのが、ネオンテトラ、カージナルテトラ、ラミーノーズテトラ、ラスボラ・ヘテロモルファといった、群れを作って泳ぐ習性のある小型熱帯魚の飼育です。 90cmという横幅は、小型魚にとって広大な海のようなものです。数十匹の群れが水槽の右から左へ、息を合わせて一斉に泳ぎ抜ける姿は圧巻の一言。水草の緑にテトラの赤や青が映え、極上のインテリアとして機能します。54Lの水量があれば、小型魚なら30匹〜50匹程度は十分に飼育可能です。

横長のキャンバスを活かした水草レイアウト

ネイチャーアクアリウムと呼ばれる、自然の風景を切り取ったような水草レイアウトにも最適です。奥行きが少ない分、草原のような平坦なレイアウト(石組みとショートヘアグラスやニューラージパールグラスなどの絨毯草)が非常に似合います。 横幅があるため、パノラマ写真のような壮大な景観を作り出すことができます。LEDライトの光量がしっかりと底まで届きやすい浅めの水位(30cm)は、底を這うような水草の育成において大きなアドバンテージとなります。

コリドラスやクーリーローチなど底生魚の楽園

水槽の底の方を生活圏とする魚(コリドラス、クーリーローチ、オトシンクルスなど)にとっても、この水槽は天国です。彼らにとって重要なのは水槽の深さではなく「底面積の広さ」です。 90cm×22cmという広大な底面スペースがあれば、複数のコリドラスが底砂をモフモフと漁りながら広範囲を泳ぎ回る愛らしい姿を存分に観察することができます。底床には角のない田砂などを薄く敷いてあげるのがおすすめです。

日常的なメンテナンスと長持ちさせるためのコツ

美しい水景を長期的に維持するための、基本的なメンテナンス方法を解説します。

適切な水換えの頻度と水量の目安

水換えはアクアリウムの基本です。54Lの水量に対しては、1週間に1回〜2週間に1回、全体の3分の1(約15L〜18L)の水を交換するのが理想的です。 15L程度であれば、一般的な10Lバケツを2往復するだけで済むため、大型水槽でありながら水換えの労力は60cm水槽とほとんど変わりません。市販の「水換え用ホース(プロホースなど)」を使用して、底砂の中に溜まったフンやゴミを吸い出しながら水を抜くのがコツです。

フィルターマットの交換時期と洗浄方法

付属のサイレントフローデュアルのフィルターマット(パワーマットL)は、ゴミを物理的に濾し取るだけでなく、内部の活性炭が黄ばみや悪臭を吸着してくれます。しかし、長期間使用すると目詰まりを起こすため、2週間〜1ヶ月に1回を目安に新しいものと交換してください。 なお、ろ過材を交換する際は、水槽内のすべてのろ過材を一度に新品にしてしまうと、せっかく定着したバクテリアが激減して水質が悪化するリスクがあります。マットは定期的に交換しつつ、別途リング状のろ過材などを追加してバクテリアの住処を確保しておくのもテクニックの一つです。

コケ対策とガラス面の掃除方法

水槽の立ち上げ初期や、照明の点灯時間が長すぎる場合、ガラス面や水草にコケが発生しやすくなります。照明の点灯時間は1日8時間程度にタイマーで管理し、直射日光が当たらないように工夫しましょう。 90cmのワイドな前面ガラスの掃除には、手を濡らさずに外側から磁石の力でコケを落とせる「マグネットクリーナー」や、柄の長い「スクレーパー」があると非常に便利です。また、ヤマトヌマエビやオトシンクルス、石巻貝などの「コケ取り生体」を一緒に飼育することで、日常的なメンテナンスの手間を大幅に軽減できます。

グラステリアサイレント900スリムはどんな人におすすめ?

ここまで解説してきた特徴を踏まえ、この水槽セットがどのような方に最適なのかをまとめました。

スペースに制約があるけれど大型水槽の迫力を味わいたい人

「90cm水槽を置きたいけれど、奥行き45cmは部屋が狭くなるから家族の許可が下りない…」と悩んでいる方に、まさにうってつけの商品です。22cmというスリムな奥行きなら、動線を邪魔することなく、憧れの大型水槽のパノラマビューを自宅に導入することができます。

インテリアとして美しい水景を部屋に取り入れたい人

透明度の高いガラスとフレームレスデザイン、そしてブラックで統一された静音フィルターの組み合わせは、モダンなリビングやシックな寝室のインテリアとして完璧に調和します。まるで部屋の一部に自然の川や湖を切り取ったような、洗練された癒やしの空間を演出したい方におすすめです。

これから本格的なアクアリウムに挑戦したい初心者

「小型水槽よりも水量が多いため水質が安定しやすい」「必要な機材がセットになっている」「水換えの労力が少なめ」という理由から、実はアクアリウム初心者にも非常に適しています。小さな水槽ですぐに水質を悪化させて失敗してしまうより、この54Lというゆとりある水量でスタートした方が、長期的に見て成功する確率は圧倒的に高くなります。

購入時によくある質問(Q&A)

最後に、グラステリアサイレント900スリムの購入を検討している方が抱きやすい疑問についてお答えします。

水を入れると水槽が膨らんで見えるのは大丈夫?

問題ありません。 水槽に水を満たすと、水の圧力(水圧)によってガラス面がごくわずかに外側へたわむため、膨らんでいるように見えることがあります。また、ガラスを通した光の屈折による錯覚も影響しています。ガラスの表面やシリコン接合部に傷や剥がれがなければ、割れる心配はありませんので安心してご使用ください。

「ガラス水槽」と書いてあるのに軽く感じるのはなぜ?

昔ながらの太いプラスチック枠がついた水槽と比較すると、フレームレス水槽は無駄なパーツがない分、持ち上げた際に比較的軽く感じることがあります。そのためプラスチック製(アクリル製)と勘違いされることもありますが、ジェックスのグラステリアシリーズは全て高品質なガラス製です。アクリルよりも圧倒的に傷がつきにくく、長期間クリアな視界を保つことができます。

3年保証を受けるための条件とは?

ジェックスの公式ユーザー登録システム「GEX CLUB」にて、購入から一定期間内に製品のユーザー登録を行うことが条件となります。また、購入時のレシートや納品書、製品に付属している保証書が必要になるため、セットアップが終わってもこれらの書類は捨てずに大切に保管しておいてください。正しい使用方法を守っている環境での水漏れなどが保証の対象となります。

グラステリアサイレント900スリムフィルターセットで理想のアクアリウムを始めよう

「グラステリアサイレント900スリムフィルターセット」は、日本の住宅事情に完璧にマッチした革新的なサイズ感と、妥協のない高い機能性を兼ね備えた素晴らしい水槽セットです。

奥行き22cmというスリム設計がもたらす省スペース性と、90cmのワイド幅が作り出す圧倒的なパノラマビューは、一般的な規格水槽では決して味わえない特別な魅力を持っています。大型魚の飼育や立体的なレイアウトが難しいといったデメリットはあるものの、それらを補って余りあるメリットを提供してくれます。

静音性に優れたフィルターが最初からセットになっており、初心者がつまずきがちな「機材選びの難しさ」をクリアしている点も大きな評価ポイントです。これからアクアリウムを始めようと考えている方、あるいはリビングに置ける美しいサブ水槽を探している方は、ぜひこの水槽セットで、あなただけの理想の水景を作り上げてみてください!

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